こんにちは。シンです。
この記事では、付き合う前の女性と初デートでの会話全般に悩む男性に向けた記事となります。
- デートの時に何を話したら良いかわからない
- 自分は楽しくても、相手は全然楽しそうじゃない
- デートが終わっても、既読スルーされてしまう
- とにかく話を盛り上げたい
会話に関する悩みはたくさんあります。
お前は誰なんだ?というツッコミが入りそうなので、簡単に自己紹介をさせて頂きます。
私は元レンタル彼氏です。これまでプライベートとレンタル彼氏の仕事を合わせて100人以上とデートさせていただきました。
また、大学を卒業してから営業の世界に飛び込んだおかげで、会話の改善について常日頃から業務の一環として取り組んできました。
もちろん、女性を口説き落とすための会話を完全にマスターをしたわけではないですが、会話の改善について誰よりも時間をかけてきたので、他人に教えれるレベルではあると思います。
海外の大学の心理系の論文を読み漁り、脳科学に基づいた心理学や進化心理も勉強しました。
少し長くなりますが、めちゃめちゃ大事な内容であり、あなたの悩みを解決できる内容に仕上げているので、ぜひご覧ください。
目次
なぜ男性は会話に苦手意識があるのか?
男性は女性より会話に苦手意識がある人が多いと言われています。女子会という言葉を日常的に使用されますが、男子会という言葉はあまり使われません。
また、営業の世界でも興味深い実態があります。
本来、脳の機能的に男性の方が女性よりも目標達成により情熱を注ぐ傾向にあるので、対面営業の世界だと大半は男性がトップ営業です。
しかし、己の会話のみを武器にして勝負する電話営業の世界になると、途端に女性のトップ営業が増えるんですよね。
色々理由はあると思いますが、女性は会話に苦手意識がないのが理由の一つだと考えられます。
太古の昔、男性の仕事は動物を狩猟して、その日の食糧を確保することでした。
人類の歴史の99%は採取狩猟時代と言われているので、男性の脳は「今晩までに猪を仕留める」のような目標達成に最適化されながら進化し続けてきたわけです。
一方、女性は子育てをしたり木の実を拾ったりなどの狩猟以外の仕事をしていました。そして、孤独な狩りとは違い、村や集落にいることの多い女性は、必然と他者とのコミュニケーションの機会に恵まれ、また外部の脅威から身を守るためにも会話が必要不可欠となりました。
男性の歴史の99%は狩りをしていたので、他人と関わらなくても平気な脳を持っていると言われています。(あくまで女性と比べてです)
ただ、女性よりも圧倒的に会話をする機会がなかったため、男性は会話に苦手意識を持つ人が多いと予想されます。
なぜ、初デートでの会話が上手くいかないのか?
では、本題に入りましょう。
なぜ、初デートでの会話が上手くいかないのか?
理由は色々ありますが、本質はたった一つです。
それは、「会話のフェーズを見誤っていること」です。
会話には2つのフェーズが存在します。
- 第一フェーズ:あなたに対して警戒心を持っていて、さらにあなたとの会話に消極的である状態
- 第一フェーズ:あなたに対して信頼心を持っていて、さらにあなたとの会話に積極的である状態
恋愛シーンだけでなく日常会話から仕事での会話に至るまで、全ての会話には上記のフェーズが存在します。
2つのフェーズを前提にお話しをすると、初デートでの会話が失敗してしまう原因は簡単です。
- 第一フェーズにいるのに、いきなり第二フェーズの会話をしてしまう
- 第二フェーズにいるのに、第一フェーズの会話ばかりしてしまう
基本的にこの二つのどちらかだと思ってください。
もし、気になる女性との関係がまだまだ浅いのであれば、第一フェーズの会話をすべきだし、仲良くなってきたのであれば、第二フェーズの会話をするべきでしょう。
会話にも段階があり、段階によって適した会話とそうでない会話があります。この段階を見極めることができないと、なかなか女性と深い仲になることはできません。
では、付き合う前の初デートで、我々男性は何を目的に会話をするのか?
ここまで来たら、簡単ですよね。
いかに目の前の女性を「第2フェーズに移行させるかどうか」です。
好きな人と付き合ったり、そのままホテルに持ち帰ってえっちしたりなど、いろんな願望があるとは思いますが、第2フェーズに移行さえすればゴールは目の前です。
それでは、会話の理論から勉強しましょう。
恋愛会話の目的
恋愛シーンでも会話の目的とはいったい何なのか?
それは、女性をマインドコントロール一歩手前の状態に持っていくことです。プロの心理士でも、完全なマインドコントロールは難しいので、我々一般人は一歩手前を目標にします。
マインドコントロールと言っても洗脳するというわけではありません。そもそも洗脳は暴力などの抗えない力を使って、強制的に対象の思考を無理やり変えてしまう方法です。
マインドコントロールは、強制力を使わずに対象自らの思考を変える心理誘導の技術です。
マインドコントロールは、2ステップで成立します。
- ステップ1:欲求を生み出す
- ステップ2:欲求を増幅させる
なぜ、マインドコントロールを目指した方が良いかというと、恋愛面で有利なポジションを維持できるからです。
生物学的には、恋愛は男女互いの生存競争と言えるでしょう。
生物学による男女の生存目的の違い
男性⇒より多くの女性に種付けをする(質より量)
女性⇒より優秀な精子を受精しようとする(量より質)
そもそもとして、男女では生存目的が異なります。目的が異なるからこそ、恋愛は難しくもあり、法的な強制力を用いても離婚率3割という実態があるわけです。
女性を幸せにするというマインドは大変すばらしいことですが、有利なポジションについて女性を先導していくことこそ、彼女たちの幸せに直結します。
そのために会話術を学んで、女性をマインドコントロール一歩手前まで持っていきます。
恋愛会話で必要なもの
恋愛シーンでの会話では何が必要になるのか?
付き合う前であろうと付き合って3年経ったころであろうと、これだけは絶対に抑えてほしいポイントがあります。
それは、女性の承認欲求を満たしてあげることです。これは、マインドコントロールのステップ1にあたります。
人間が生きる上で承認欲求は欠かせません。誰しも他人から認められたいと考えているし、認められるために努力をします。
女性がSNSでキラキラした自分を見せたがるのも、承認欲求を満たしたいからですよね。
特に女性は集団行動を強いられてきた歴史があるので、個性というものを大切にしています。
集団ではグループに応じた役割やキャラを演じることはありますが、彼女たちが本当に欲しているのは「本当の自分を受け入れてくれる人」です。
表面的な部分だけ見る男は嫌なんです。
体の中、それも奥底に眠る誰にも見せていないような部分、それを抵抗なく見せてしまう男を欲しています。
女性がつい「真の姿」を曝け出してしまうために、承認欲求を上手く使いこなしていきます。
女性は私たちが想像している以上に認められたいと思ってるし、チヤホヤされたいのです。
自然体の自分
先ほど軽く触れましたが、女性は集団内で本当の自分を見せることはあまりありません。
私たちが学校や会社で見る彼女たちは、あくまでほんの一部でしか過ぎないでしょう。理由としては主に2つ考えられます。
- 集団に適した役割やキャラを演じるから
- 嘘の自分を演じすぎて、本当の自分がわからないから
一つ目は、女性は集団に適した役割やキャラを演じるからです。
女性はグループを形成する傾向にありますが、形成した後はグループから追放されないことを最優先に立ち回っています。
女性同士で褒め合うのも、グループから追放されないようにするための意思確認みたいなものですね。
女性の歴史の大半が「演技」だと考えると、本当は心の中にぽっかりとした穴が空いているとも考えられます。
日常生活の大半は、集団に適したキャラや役割を演じているので、「本当の自分」を曝け出す機会なんてほぼないでしょう。
だからこそ、表面上のキャラクターだけを見る男には全く興味がありません。彼女たちは、自然体の自分でいれる男性に惹かれてしまうのです。
2つ目の理由は、嘘の自分を演じすぎて、本当の自分がわからないからです。
人間には自我だったり本当の自分を追い求める本能があります。私にもあるし、あなたにもあると思います。
俳優には演じる役に感情移入するために、仕事以外の時間でも役に近いような行動をする人もいます。
プロ意識が高い方なんだなと思いますが、クランクアップした後も演じた役が抜けきれずに、日常生活に影響を与えてしまうこともあるそうです。
これは女性にも言えることで、集団に適した役割を演じすぎたことで、本当の自分を見失っていたりします。
本当の自分の定義が上手くいっていないということですね。
本当の自分とは?
しかし、ここで一つ「本当の自分ってなに?」という疑問が生まれます。
本当の自分ってよくわからないですよね。本当は根暗だと思ってるけど、他人から見ると明るい人なんてたくさんいます。
他人からどう言われようが、本当の自分を決めるのは、最終的には自分自身です。
ただ、ある条件を満たした時に、その人は相手に強い興味を持ち、異性であれば好意を抱いてしまいます。
それは「理想の自分を定義してくれる」ことです。
理想の自分に気づいてくれて、さらに定義してくれるのであれば、好意を感じずにはいられません。
だって理想の自分は「なりたい自分」であって、努力をしてもなかなか手に届かないようなところにいる自分なわけです。
なれるかなれないか微妙なところにいる中、ふとしたタイミングで「理想の自分」を定義してくれて人が現れたらどうなるでしょうか?

なんてことを考えるでしょう。
理想の自分は遥か向こう先にいる自分なわけで、そんな遠い未来を見抜いてくれる男性がいたら、気持ちが舞い上がっても不思議ではありません。
本当の承認
ここまで、恋愛シーンの会話は女性の承認欲求を満たすべしという話をしてきました。
女性の承認欲求を満たせれば、女性はあなたに気を許してしまい、遅かれ早かれ特別な関係になります。
ただ、承認欲求を満たすと言っても、何をどう満たせてあげれば良いのか、、、
褒めれば良いというのはなんとなくわかるとは思いますが、闇雲に誉めても承認欲求が満たせれるとは限りません。
女性だけでなく、我々人間が深く承認欲求を満たすには「ある条件」があります。
それは、当事者が重要だと思っていることです。
たとえば、綺麗な女性がいたとしましょう。
誰が見てもべっぴんさんで、本人も自分の美について自覚をしている。
そんな場合に、彼女の外見についても褒めても、彼女の承認欲求に刺激を与えることはできません。
それはなぜなのか?
彼女にとって、自分が綺麗で美しいのは至極当たり前の事実だからです。
両親からの遺伝を受けて、綺麗な顔を持ってこの世に生まれてきた。自分が美しいことに1ミリも疑いを持たず、男性からチヤホヤされるのも空気でしかない。
外見が誉められ慣れている女性に「キミ、綺麗だよね」と言って、「この人、私のことわかってる!」とはならないでしょう。
だって、すでに知っていることですから。
当事者が重要だと思っている事というのは、
- 誰からも褒められた事ないけど、実は自信があること
- 誰にも言ってないけど、実は克服しようとして努力していること
みたいなことです。
実は歩き方に凄いコンプレックスを持っていて、綺麗な歩き方をしたいから、モデルや女優さんがレッドカーペットを歩く動画を何回と見て練習していた。
でも、私如きがモデルの真似事をしてるなんて恥ずかしくて誰にも言えない。
そんな時に、ふとしたタイミングで

と言われたら、どうなるでしょうか?
もし私が当事者なら

みたいな感じで、もの凄い興味が湧くと思います。
もし女性を褒める場合は、その女性が何を重要視しているのかをひたすら考えてみてください。
- 女性の価値観
- 女性のポリシー
- 大切にしている考え方
など、分析する癖を付けましょう。
一朝一夕では身に付きませんが、毎日継続していると確実に精度は上がり、女性の心の奥底が見えてくるようになります。
能動的に興味を持つ
女性の承認欲求を満たすには、女性が重要視している価値観などを分析して、他人から褒められていないような部分を褒めていきます。
では、女性の価値観やアイデンティティを知るにあたって、最も大切なことはなんなのか?
それは、女性への興味です。
その子は何を考えていて、どんな生活を送っていて、さらにどんな人生を送ってきたのか?
どんな彼氏と付き合ってきて、どんな人生を送りたいのか?
例を挙げればキリがないですが、その女性自身に興味が無ければ、本当の意味で女性の承認欲求を満たすことは難しいでしょう。
その女性を知ろうとしないと、相手もこちらに心を開くことはありません。知ろうとしてくれるからこそ、自分のことを話そうとする気になれるし、話せるんです。
ここでありがちなのが、ただセックスをすることだけを最優先にして、その女の子の気持ちとかを置き去りにしているパターン。興味があるのはその子の体であり、こころの奥底には全く興味がありません。
私も男なので気持ちは分かりますが、薄っぺらい興味は簡単に見抜かれます。見抜かれたら最後、女性があなたに心を開くことは無くなるでしょう。
これはテクニックどうこうの話でなく、我々が女性と接する上での心構えの話です。
他人に興味が無い人もたくさんいるとは思いますが、仮に興味が無かったとしても、興味を持とうとしてみる。
これだけでも違います。興味のない相手に、自分の話を永遠にできる人なんてごくわずかですからね。
気をつけて欲しいこと
一つ注意点があります。
接する女性が何を求めていて、どうして欲しいのか。
いわば話す女性のニーズが手に取るようにわかるようになれば、共感力としては高いと言えるでしょう。
ただ、共感力が高いというのは、自分自身が天狗になってしまうリスクもあると思います。
女性と親しい関係になると、
「お前のことをわかってるのは俺だけ」
「お前のことはなんでも知っている」
そんな気になることも珍しくありません。
あなたも友人や家族とかから、同じようなことを言われたことはあると思いますが、ドンピシャで当てはまっていたら、何も問題ありません。
しかし、たまに「えっ、何もわかってないよね?」と的外れなことを言われることもあると思います。
これは、言ってる本人からすると相手を理解したつもりで言ってるわけで、悪気は何一つありません。
でも、言われた側からすると、理解されているという気持ちにはなれず、この時点で互いの気持ちに差が生まれてしまってるわけですね。
気持ちに差があるので、こちらが気づかないうちに離れていくなんてことはあるあるです。
でも、こちらは理解したつもりなので、何が悪かったのかわからずじまいでモヤモヤしたまま、改善できないまま一向にモテない。
そもそも共感とは一体なんなのかのいうと、
- 相手の視点に立てる
- 相手の感情を読み解くことができる
- 相手が何を求めているかわかる
主に3つありますが、わざわざ相手にそれを伝える必要はありません。
女性を理解しているかどうかを判断するのはこちらではなく、女性側だということですね。
ただ、人間には承認欲求というめんどくさいものがあって

みたいな感情があるわけです。
認める認めないも女性の自由であり、わざわざその欲求を相手に見せる必要もありません。
相手の視点に立てて、相手の気持ちを読み解くことができて、相手のニーズがわかるのであれば、相手の代わりに代弁するだけで十分です。
代弁する以上のことはやる必要もないし、むしろやらない方が良いと言えるでしょう。
恋愛会話の5つの武器
次に恋愛シーンで使える5つの武器についてお話しをします。
より実践的な内容について、最後の方で説明をしますが、まずはこれだけは押さえて欲しいという5つの事柄について解説をします。
5つの武器とは、
- 自己肯定感を与えること
- 理想側にいること
- 一緒であること
- ケンカすること
- オウムになること
になるので、一つ一つ解説します。
自己肯定感を与えること
一つ目は自己肯定感を与えることです。
近年、自己肯定感という言葉をよく使われるようになりましたが、そもそも自己肯定感とは何なのでしょうか?
自己肯定感は人間が生存する上で必要不可欠なもので、自分の存在意義を見いだし、自分を評価する感情のことを言います。
なぜ自己肯定感が必要かというと、ゼロになった瞬間に自ら命を絶とうとしてしまうからです。
人が自殺をする理由は様々ですが、共通して言えるのが自己肯定感が著しく低い状態だと、命を絶ってしまう危険性があるということです。
・なぜ生きるのか?
・自分には生きる意味があるのか?
この問いかけに対して、完全否定してしまうと自己肯定感はほぼゼロになり、死という道を歩き始めようとします。
実体験として、自己肯定感が著しく下がっている時に女の子からサポートをしてもらって、その後に好きになった経験があります、
相手が精神的に弱っている時はチャンスみたいなノウハウありますけど、これは自己肯定感が下がっている時に支えて、再び自己肯定感が上がればその人のことを好きになりやすいという意味です。
自己肯定感は顔の良し悪しにそれほど関係なく、美人でも自己肯定感が低い人はたくさんいます。
自己肯定感は周りの環境によっても大きく左右するので、誰が見ても美人で人生に困っていないような女の子でも、周りがそれ以上に美人でさらに優秀な人が多いとかだと、自己嫌悪に陥りまくって精神が弱っていたりします。
だからこそ、5つの武器の中で最も大切なのが、女性の自己肯定感を満たしてあげることなんです。
モテる男性には褒め上手が多いですが、正しくは自己肯定感を満たすのが上手いです。だから女性だけでなく、同性からもモテたりします。
いわゆる、人たらしと呼ばれる人ですね。
圧倒的な自信を持ちつつ、それを表に出さずに相手を立てることを最優先にする。相手を立てることも空気を吸うごとく無意識にやるので、立てられた相手は非常に気分が良くなります。
人たらしの分かりやすい例は、YouTuberのヒカルやラファエルです。彼らは様々な人とコラボをしていますが、嫌味なく相手を褒めたり立てたりしてます。
彼らは言わずもがなモテるでしょう。
理想側にいること
理想側でいるとはどうことなのか。
- この人に付いていけば大丈夫
- この人が言うことは全て正しい
全幅の信頼や尊敬を集めている状態のことですね。
女性は格上の男性に惹かれます。格下になびくことはほぼなく、好きになるのは格上の男性です。
格上の男性とは理想側にいる存在とも言えて、何も言わずに後ろを黙って付いていきたいのです。
格上だと思われるために自己研鑽をしているのは大前提になりますが、理想側にいるような人だと思われるにはどうすればいいのか?
2点、絶対に押さえて欲しいポイントがあります。
それは、
- 全ての決断を担うこと
- 全ての責任を負うこと
この2つです。
女性の代わりに決断をして、さらに責任も負う。
めんどくせぇと思われるかもしれませんが、理想側にいる格上男性になるには必要な要素です。
この2つのポイントは、トヨタ自動車の会長も優秀なリーダーとして挙げている特徴と一緒で、理想側にいるのは女性を導く存在。
つまり、リードする存在になります。
優秀なリーダーは相手の理想側にいることが多く、またモテる人が多いですよね。脳は現実と想像の区別ができないので、部活の主将などのようなリーダーの役割を担う人は、それだけでモテやすいのです。
女性が決断や責任から逃れたい理由
太古の昔、人々は群がって生活していました。
現代では3〜5人くらいの家族が普通ですが、昔は多いところだと100人くらいの人数で集団を形成していたそうです。
これまで何度も話してきましたが、男の仕事は狩りをすることで、女の仕事は子どもの世話などでした。
ここからが大事なのですが、仮に集団から抜けられると困るのはどちらでしょうか?
いわずもがな、男性ですよね。
なぜなら、食料を調達する人がいなくなるから。
もちろん女性の存在意義もありますが、どちらを優先的に生き残すべきかと問われると、食料を調達できる男性となります。
太古の昔でも、判断を誤ったり、何か不祥事を起こすと、責任を取ると言う形で集団から追放されることがありました。
男であれば追放されても、何とか1人で生きていけます。
でも、女性は無理です。
決断をして、それが間違っていて責任を取ることになると、最悪のたれ死んでしまっていたのです。
だから、彼女たちは責任を取りたくないし、決断をなるべく避けようとするのです。
これらは昔と今も全く変わったいません。
女性はとにかく責任転嫁をしようとするし、決断を他の人に任せようとします。この辺は理屈ではなく本能で考えていることなので、仕方がないことなんですよね。
なので、女性が決断や責任から逃れようとすることは悪いことではなく、太古の昔からそのようにプログラミングされているだけの話です。
私たち男が定期的にアレを抜かないと、正気を保てなくなるのと一緒です。
一緒であること
一緒であることとは、共通点を見つけてそれを深掘りしたり、展開させていこうということです。
心理学には類似性の法則があり、これは自分と似ている人に好意を抱きやすい心理効果があります。
類似性の法則は出会い初期こそ強く働くので、仲良くなりたい時期や仲良くなり始めた時期は、とにかく相手との共通点を拾って、それを相手にも認識させると強力な武器となります。
あまりにも自分と違いすぎる相手には、どうせ理解してくれないだろうとか色々考えてしまって、自己開示を躊躇してしまう人もいます。
例えば、アニメが大好きだけど、学校では一軍グループでキャピキャピしてるから、アニメ好きであることは仲の良い友達にしか言ってない。
もし、アニメ好きであることを言うとすれば、同じようにアニメが好きそうな人に言いますよね?
このように、自分とは完全に別世界の住人だと思われてしまうと厳しいですが、同じ世界にいる人だと親近感が湧いて、他人には話さないような話もつい話してしまいたくなったりします。
親しい人にしか話さないようなことを話すと、

みたいに脳が勘違いを起こします。
脳は2つの矛盾した事象を抱えた場合、都合の良い方に合わせるようにできています。
親しい人にしか話さないことを言ってしまった→つまり、私はあの人を好意的に見ている→気楽に話せるし、もしかして好きかもしれない
というように、親しい人にしか話さないという事実について、脳は感情や気持ちを合わせてしまうのです。
ケンカすること
あなたは本音をぶつけ合うことはありますか?
もし、なければぶつけ合うことをお勧めします。
ケンカと言っても殴り合いのような身体的な衝突ではなく、口喧嘩みたいな精神的な衝突です。
実際、海外の大学の研究で、長く続くカップルには会話で問題解決をする傾向にあることがわかっています。
一部には、喧嘩をすることで愛情を確認しようとする女性もいます。
そのような女性はあなたに対して好意を持っているからこそ喧嘩を仕掛けるのであって、決して嫌いだから喧嘩をしようとしている訳ではありません。
たとえば、同棲中のカップルがいたとして、彼女が

と、喧嘩を仕掛けてきたとします。
これって、彼氏は彼女が綺麗好きなのを知っていて、でも今日の風呂掃除は面倒だなぁということでサボって、怒られたわけですよね。
彼女からすると、理解してくれているはずの彼氏に裏切られたような気分になるので、怒りの感情が湧いてきたわけです。
女性が喧嘩を仕掛けるほぼすべてに「私の事を理解してほしい」という欲求が根底にあります。
だから、むきになって反論したり、喧嘩を買ったりしてしまうと、事態が悪化してしまって、取り返しのつかないことになることもあります。
黙って話を聞いて、女性の怒りが収まるまで待つのがベストです。もちろん、あなたに非があれば謝罪はしてください。
すると、まともな女性であれば、カッとなったことに罪悪感を抱き、さらに言い返してこなかった男にさらに好感を抱きます。
オウムになること
最後はオウムになることです。
オウムという鳥はあなたもご存じだと思います。数少ない人間の言語を模倣できる生き物です。
一説によると、1000~2000語ほどの単語を模倣できるオウムも存在するそうで、言葉をそのまま真似るオウムっていつの時代も話題に上がりますよね。
なぜ、言葉を模倣するオウムに注目が浴びるかというと、言語を話すのはもちろんのこと、我々が話した言葉を「そっくりそのまま」オウム返ししてくれることに快感を覚えるからです。
もし、「おはよう」と呼び掛けて「バカ」って言われたら、言語を話しているにもかかわらず、いい気はしないですよね。
そもそも、私たちって真似されるの好きじゃないですか?
会社で「○○さんの仕事真似してみました!」とかわいい子に言われて、嫌な気になる人はいないと思います。
だから、究極的にはオウムのように女の子の感情をそっくりそのままオウムのように返す事が出来れば、女性は自然と快感を覚えるのです。
そして、何をオウムのようにそっくりそのまま返すべきかというと、「女性の感情」です。
例えば、女性の同僚から

と言われたら、

とか

とか

とかの答えが正解です。

というセリフから、忙しいのに田中という社員がコピー機を占領していて、なかなか仕事が進まないことに苛立っている訳ですね。
かといって、田中を押しのけてコピー機を奪う訳にもいかないので、愚痴を言いに来たという感じでしょう。
つまり、女性に感情をなぞるように、そっくりそのまま返しましょうってことです。
- 田中も忙しいから仕方がないんじゃない?
- きみ、そんなに忙しくないでしょ?
- コピーは時間かかるものだしね
- 待つしかないよね
みたいな返答はアウトだという事です。
これらは、女性の怒りに感情を汲み取っていない返答になり、オウム返しが成立しているとは言えません。
何回も言ってますが、ここで我々の意見を述べる必要は一切ありません。アドバイスなんて無駄です。
あなたの周りの社員を見渡してほしいのですが、このように女性の感情を汲み取って、オウムになりきれている人は少数です。
モテる人の多くは自分の感情や色を持ち込まず、相手の感情をなぞってオウムになりきっています。
だから、女性だけでなく老若男女問わずモテるわけですね。
長らくの精読、ありがとうございます。
記事タイトルは初デートでの会話を焦点にしていますが、実際は初デート以外のシーンでも必要になる話をしました。
付き合う前であっても付き合った後でも、ワンナイトしたいだけの場合でも、セフレを作りたい場合でも、女性と接する上での会話の極意について、お伝えしたつもりです。
ここまで読んでくれた方はお気づきかもしれませんが、この記事では具体的な実践については触れていません。
お伝えしたのは、恋愛会話の理論です。
物事を習得する際は、ゲシュタルトの把握が大事です。ゲシュタルトというのは全体像やまとまりを言いますが、先に恋愛会話の全体像を理解しないと、どれだけ実践的な話をしてもあまり意味はありません。
恋愛会話の実践的なノウハウはたくさんありますが、理論を理解して頂いた後に実践的な内容をインプットした方が、より理解が深まるし、実際の会話でも応用できます。
なので、先に理論にあたる部分をバーとお話ししてきましたが、ここから先についてはより深くしっかりと学んでいただきたいので、恋愛会話の教典という名前の電子書籍に、この記事をさらに深掘りした理論とすぐにでも使える実践テクニックを書いています。
恋愛会話の教典は、恋愛シーンでの会話に特化した教材で、理論編と実践編合わせて6万字になるコンテンツです(この記事は1万字ほど)
ちなみに今読んでいるこの記事は、理論編のダイジェスト版です。この記事では書ききれない理解の細かい話とかも、恋愛会話の教典に記載しているので、ぜひ手にとってご覧ください。