どうもこんにちは。シンです。
これから「ブサメンでも女性から言い寄られる"雰囲気イケメン"のなり方」についてお話をしていきます。
こんな方におすすめ
- かっこよくなりたい
- 顔のパーツが良くないので、せめて雰囲気だけでも良くしたい
- イケメンと言われるようになりたい
- 女性が"メス"の顔になるような男になりたい
あなたはイケメンしかモテないと思っていませんか?
確かにイケメンはモテます。顔のパーツは整形でしか変えれませんが、女性がメスの顔をしてしまうような”雰囲気イケメン”になることは、誰でも可能です。
本記事では、雰囲気イケメンになる方法をすべて明らかにします。
注意
本記事は20000字を超えるボリュームのため、記事の読み込み時間の短縮及び読者の利便性を考慮して、記事を4分割しております。
1ページ目:肌
2ページ目:体型
3ページ目:髪型
4ページ目:服装
と分けているので、ご了承ください。
目次
雰囲気イケメンを目指す上でのありがちな”間違い”
まず、間違った方向に進まないために、外見磨きを始める上でのありがちな間違いを見ていきましょう。
それは、ファッションを最優先にしてしまうこと。
おしゃれな服を着ようとしてしまうことこそ、多くの人がやりがちなミスです。
もちろん、ファッションを疎かにして良いという話ではありません。モテる上でファッションは重要だし、雰囲気イケメンを作る上で必須要素の一つです。
しかし、ファッションを最優先にして外見磨きを始めてしまう人の多くは、出口の見えない迷路に迷いがち。
なぜ、ファッションを最優先にしない方が良いのか?
主に理由は2つあります。
- こだわり出すとキリがない
- 異性の服の価値なんてわからない
見ていきましょう。
ファッションはこだわり出すとキリがない
ファッションはこだわり出すとキリがありません。
なぜかというと、ほとんどの人はおしゃれを「主観的」に考えているから。1+1=2のように分かりきってる答えがないので、人によっておしゃれの価値観も様々です。
例えば、グレーのジャケットがかっこいいなと思って、それをデートで着たとします。
でも、いまいち結果が出ずに

と考えてしまって、持ってるジャケットよりも少し高めのジャケットを買ったとしましょう。
新しいジャケットを着てデートしてみるも、やっぱりダメでした。

となり、少し高めの靴を買いました。
こんな感じでぐるぐる出口の見えないトンネルに入ってしまっている人は多いんですね。

異性の服の価値なんてわからない
2つ目の理由ですが、そもそもとしてプロでもない限り異性の服の価値なんてわかりません。あなたも女の子が来てる服の値段を言い当てるのはできないと思います。
私はユニクロの服を着ることが多いのですが、女の子に「このズボンユニクロだよ」って言うと

みたいなリアクションをされることがほとんどです。
ユニクロみたいな世界的なアパレル企業の服であっても、異性の服となるとよくわからない人が多いのが現状。
だから、仮に1着10万もするようなジャケットを買ったところで、女の子は気づかない、もしくはわからない場合がほとんどです。
外見磨きをする上での優先順位
では、外見磨きをする上で正しい優先順位とはなんなのか?
それは
- 肌
- 体型
- 髪型
- 服装
になります。
勘のいい方ならお分かりだと思いますが、これは「改善までに時間がかかる順」です。
第一優先:肌
肌を美しくするには時間がかかるからこそ、美肌の人は男女問わずモテます。私みたいにアトピーで生まれつき肌が弱い人は、なによりも優先して改善をした方が良いでしょう。
第二優先:体型
2つ目は体型です。どれだけおしゃれな髪型をして高い服を着ていても、太っていると全て台無しになります。太ってるという理由だけで恋愛対象から外されてしまうので、必ず適正体型にしていきましょう。
ただ、細身の方は髪型よりも優先順位は後ろで大丈夫。最近は細身体型がトレンドなので。
ただ、細すぎると弱々しく見えてしまうので、多少なりとも運動をして、筋肉を付けた方が良いでしょう。
第三優先:髪型
適正体型を手に入れたら髪型です。髪型は簡単かつ差別化しやすい部分で、アイロンでのヘアセットができない人が多いからですね。ワックスは使ったことあるけど、アイロンは使ったことがないという人は多いでしょう。
ただ、やってみると意外とできます。1ヶ月くらい練習をすれば、比べ物にならないくらいおしゃれな髪型になります。
流行りの波打ちやセンターパートも、基本的にはアイロンがないと作れないので、使ったことがない人はこの機会に練習してみるのをお勧めします。
ぶっちゃけ面倒くさいですが、1ヶ月練習するだけで他の男との差別化になるので、服を買うよりも圧倒的にコスパは良いでしょう。
ヘアセットについては美容師YouTuberの方々の動画を見て、勉強すればOKですね。
そもそも"雰囲気イケメン"とは?
続いて、"雰囲気イケメン"の意味について見ていきましょう。
"雰囲気イケメン"と聞くと、生まれつきの顔はいまいちだけど、パッと見の雰囲気がかっこよくてモテそうというイメージががありますよね。
そもそも、美の価値観は時代によって変遷してきました。
平安時代では丸い眉とおちょぼ口が美人とされ、江戸時代になると「笹色紅」という緑色の口紅が流行ったそうです。現代では、緑色の口紅をする人なんてほぼいません。
3世紀から江戸時代にかけて、歯を真っ黒にする「お歯黒(おはぐろ)」が美人の"象徴"だったそうです。
女性の美を例に出しましたが、美とは時代によっても正解が変わっていき、さらに主観的なものであるということです。
では、主観的であることを踏まえて"雰囲気イケメン"とは何ぞや?と定義するとしたら、
時代のトレンドに乗り、かつ女性が本能的にモテると思うような見た目
だと言えるでしょう。
外見が重要である本能的な理由
なぜ、私たち人間は顔の良し悪しを含めた外見を気にするのでしょうか?
理由を説明するとかなり長くなるので、詳しい経緯などを知りたい方は下記の記事で詳しく解説をしています。
-
モテる男の遺伝子を生物学の観点から解説【恋愛基礎学】
続きを見る
本記事では、省略して説明します。
人間には自分の遺伝子を後世に残したいの子孫繁栄の本能があり、遺伝子にエラーが起きないような子どもを産みたいと考えています。
女性は男性と違い、自分で子どもを産むことでしか、遺伝子を後世に残せません。そのため、優秀な遺伝子を持つ男との子どもを産みたいと、本能的に考えています。
女性は男性の遺伝子を
- 安全性
- 正確性
- 多産性
の3つの側面から評価しています。
つまり、"雰囲気イケメン"とは、女性が「安全性、正確性、多産性に優れている男性」だと、本能的に察知してしまう状態だと言えるでしょう。
ただ、安全性、正確性、多産性に優れているかどうか、遺伝子検査をするわけでもないので、客観的に判断は出来ません。
よって、"雰囲気イケメン"を目指す目的は、遺伝子に優れた男性であると”思わせる”です。少し悪い表現をすると、”外見だけで優秀だと錯覚させる”ことを目的にします。
敏感肌でも美肌になる方法
現代は男性も化粧をする時代。恋愛市場で有利なポジションをキープするには、"美肌"は強力な武器となります。
私は生まれつきアトピー性皮膚炎を患っているので、誰よりも肌については時間と費用をかけて改善してきました。皮膚科通院歴は25年以上に及び、健康的な皮膚を手に入れるために膨大な知識をインプットしてきました。
この項目で解説する内容は、特に乾燥肌や敏感肌など生まれつき肌が弱い人向けに、皮膚科学に基づいたとなります。もちろん、医療従事者ではない方にも分かりやすく解説するので、ご安心ください。
生まれつき肌が強く、特に手入れがいらない人にとっては必要のない項目になるので、そのような方は次の項目「」に進んでくださいませ。
まずは、肌の構造について見ていきましょう。
肌の構造
人間の皮膚は三層から成り立っています。
表皮
真皮
皮下組織
名前くらいは聞いたことがある人は多いでしょう。では、一つずつ見ていきましょう。
表皮
表皮は肌の一番外側にあり、厚さは平均0.2mm程度。三層の中でも最も薄い層です。
表皮は美しい肌を作る為に深く関係していて、表皮内の水分と油分のバランスよく保たれいる状態を「美肌」と言います。
表皮はさらに上から
角層
顆粒層
有棘層
基底層
の順番で構成されています。
真皮
真皮は表皮の下にある層で、コラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分で構成されています。年齢による老化に大きく関係している言われる層です。
皮下組織
肌が荒れる主な原因
アトピーやニキビ、吹き出物などの肌荒れは、なぜ起きてしまうのか?
疾患によって原因は様々ありますが、主な原因は「バリア機能の低下」と「過剰な洗顔」と、言われています。
バリア機能の低下
バリア機能には2つの役割があります。
・外部から侵入する異物(ほこりや花粉など)や刺激から守る
・皮膚内の水分蒸発を防ぐ
バリア機能は「肌の防御力」。防御力が弱まっている状態だと、外部からの刺激を防御できなくなってしまい、炎症(アトピーやニキビ)を引き起こしてしまいます。
健康的で肌荒れをしない美しい肌を手に入れるには、「バリア機能を強くする」ことが必要不可欠。弱っているバリア機能を強くできれば、あらゆる肌トラブルの悩みから解放されると言っても過言ではありません。
過剰な洗顔
日常的に行っている"ある行動"が、バリア機能を大きく低下させてしまう原因になっています。
それは「洗顔」です。過剰な洗顔は、バリア機能を壊す直接的な原因となっています。過剰な洗顔は皮脂や角層やセラミドなど保湿成分を根こそぎ洗い流してしまう悪習慣。正しい洗顔方法については、"肌質にあった洗顔料"が必要不可欠です。
肌質の種類
肌質は主に4種類存在します。
普通肌(水分油分のバランスが良い)
脂性肌(水分油分ともに多い)
乾燥肌(水分油分ともに少ない)
混合肌(水分は少ないが、油分は多い)
これらに加えて「敏感肌」「アトピー肌」なども存在します。先天的に肌のバリア機能が弱い人ですね。
肌質の調べ方
乾燥肌だと思っていた人が脂性肌だったということもあるので、ご自身の肌質を把握することをお勧めします。肌質の調べ方ですが、
- スキンチェッカーを使う
- 化粧品メーカーの肌診断を受ける
があります。
スキンチェッカーはセルフ診断できる機器です。値段はピンキリですが、安いものだと1000円ほどで購入できます。
メーカーの肌診断は、デパート・大型スーパー・ドラッグストアで受ける事ができます。メーカーの肌診断については、「おすすめ肌診断はここ!怖くない&結果が詳しい人気8ブランドの体験レビュー」が詳しく書かれているので、参考にしてみるのもいいかもしれません。
バリア機能を強くする3つの要素
敏感肌でも美肌を手に入れるための土台は、肌のバリア機能の改善です。バリア機能が正常化されれば、肌は本来の美しさを取り戻します。肌トラブルが起きたとしても、私たちの肌の細胞は絶えず生まれ変わるので、時間が経てば新しい肌に生まれ変わるのです。
肌のバリア機能を強くするには、3つの要素が重要とされています。それは、角層に存在する
- 皮脂膜
- 細胞間脂質
- 天然保湿因子
です。一つ一つ見ていきましょう。
皮脂膜
皮脂膜は皮脂腺から分泌されていて、角層の表面を覆っています。いわゆる”皮脂”ですね。
皮脂の特性は油性なので、皮膚内の水分蒸発を防いだり、皮膚表面に付着している雑菌やウイルスの繁殖を防ぐ役目を担っています。
細胞間脂質
細胞間脂質は角層細胞と角層細胞の隙間を埋めて、外からの刺激や体内の水分蒸散を防ぐ、角層のバリア機能の中でも最も重要な役目を担っていると言われています。
細胞間脂質は油分と水分が交互に重なり合う「ラメラ構造」という構造を形成しているのが特徴で、細胞間脂質を構成する主な成分が「セラミド」です。
天然保湿因子
天然保湿因子は肌に元々備わっている保湿成分で、NMF(natural moisturizing factor)とも言われたりします。NMFが角層細胞の中にあり、その半分はアミノ酸で構成されていると言われています。
化粧品や洗顔料の正しい選び方
化粧品や洗顔料などの基礎知識について知っておきましょう。肌に付けるものとしては、化粧品、医薬部外品、医薬品がありますが、実は薬機法で効果効能の範囲は分類されています。
化粧品:清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つ(効果効能は謳えない)
医薬部外品:厚生労働省が許可した効能に有効な成分が、一定濃度配合(どちらかというと予防目的)
医薬品:病気の治療を目的としたもの(治療目的)
よくある誤解として、化粧品でニキビなどの肌荒れを「治療」することはできません。あくまで化粧品は肌を健やかに保つために使われるので、配合成分も人体に対してかなりマイルドです。
効果効能、人体へのリスクについても
化粧品<医薬部外品<医薬品
となります。
肌荒れがひどい人は医薬品で一気に治し、その後は化粧品及び医薬外品で肌を健やかに保つことを心がけていきましょう。
医薬品の長期使用問題
一時期、ヒルドイドという医薬品が美容目的で乱用されることがありました。ヒルドイドの有効成分であるヘパリン類似物質は乾燥肌に絶大な効果をもたらしますが、ヒルドイドは「医薬品」なので長期使用するものではありません。医薬品を美容目的で長期使用すると、人体への副作用が懸念されるので、絶対にやめてください。
化粧品成分の読み方
成分表記の記載は、薬機法にルールが定められています。
- 全成分表示義務あり
- 配合量順に記載
- ただし、配合量1%未満の成分は順不同でOK
- 香料は最後でOK
上記のルールに従って成分表を見る時、肌に悪影響を及ぼす可能性のある成分が上位に表示されている時は気を付けましょう。
医薬部外品について
ただし、医薬部外品についてはいくつか例外があります。
・全成分表示義務なし(ただし、厚生労働省指定の成分の表示義務はあり)
・記載順は配合量順じゃなくてもOK
このように、化粧品と比べて成分表示のルールが緩い部分もありますが、医薬部外品は予防効果などの薬効効果が認められています。また、厚生労働省からの認可を受けないと販売できないので、品質については一定の質が担保されていると言えるでしょう。
正しい洗顔料及びボディーソープの選び方
続いて、あなたの肌質に合った洗顔、ボディ洗浄アイテムの選び方を見ていきましょう。肌質に合った洗顔料を使用すれば、洗顔をしてもセラミドなどの保湿成分を過剰に洗い流すことはなく、肌荒れも起きにくくになっていきます。
洗顔料やボディソープには、必ず「界面活性剤」が含まれています。この界面活性剤の種類によって、洗浄力の強さと刺激が決まります。
よって、肌質に合った洗顔料を選ぶべきですが、「乾燥肌向け」と謳っておきながら、実は使用されている界面活性剤は洗浄力が強めの成分だったということもよくある話なので、商品のキャッチコピーだけを見て選ぶことはお勧めしません。
界面活性剤は、主に
・陰イオン界面活性剤(洗浄力も強いが、刺激は弱め) *主にシャンプーや洗濯洗剤に含まれる
・陽イオン界面活性剤(刺激がかなり強い) *主に柔軟剤やトリートメントに含まれる
・両性イオン界面活性剤(洗浄力はやや強め、刺激はほぼなし) *主にボディーソープや洗顔料に含まれる
・非イオン系界面活性剤(洗浄力はかなり弱い 刺激はほぼなし) *主にボディーソープや洗顔料、化粧水に含まれる
いまいちよくわからないですよね(笑)
下記の画像をご覧ください。
日本化粧品検定1級の資格を持つかずのすけ氏による洗浄成分比較画像です。非常に分かりやすいので、上記の画像を参考に洗顔料とボディソープを選んでみてください。
さらに成分について気になる方は、かずのすけ氏による「シャンプーの洗浄成分まとめ①」がおすすめです。記事タイトルはシャンプーの洗浄成分となっていますが、内容は洗顔料やボディソープにも含まれる界面活性剤についてなので、勉強になりますよ。
石鹸には注意
石鹸と聞くと肌に優しいイメージをお持ちかもしれません。しかし、市場に出回っている石鹸のほとんどは弱アルカリ性なので、かなりの洗浄力を持っています(石鹸は基本的に陰イオン界面活性剤)
そのため、乾燥肌や敏感肌の方が使ってしまうと、過剰に皮脂を洗い流してしまう事になるので、石鹸が主成分の洗顔料は選ばないようにしましょう。
敏感肌でも美肌になる為のコツ
敏感肌でも美肌になるコツはそれほど難しくありません。”過剰行動を減らして、不足行動を増やせばいい”のです。
過剰行動とは、減らすと良い行動のこと(タバコなど)
不足行動とは、増やすと良い行動のこと(読書など)
では、一つ一つ見ていきましょう。
化粧品は1~2品まで
毎日のルーティンで使用する化粧品は1~2品にしておきましょう。たとえば、
・化粧水のみ
・化粧水+乳液
・化粧水+クリーム
みたいな感じです。
先述したご自身に合った洗浄アイテムを使用していれば、お風呂上りでも肌には本来の保湿成分が残っています。
化粧品はあくまで「不足分を補う」ために使うので、使用する化粧品が多くなればなるほど、肌に合わない成分にヒットしてしまう可能性も高くなります。
肌荒れを起こす成分は人それぞれなので、使用する化粧品は必要最低限にすることをおすすめします。
セラミド補給は必須
乾燥肌や敏感肌、アトピー肌の人はセラミド補給は必須。先述した通り、セラミドは角層にある細胞間脂質を構成する主物質ですが、セラミドは不足するとラメラ構造が崩れてしまい、外部からの刺激やアレルギー物質が入ってきやすくなってしまいます。
化粧品に配合されるセラミドは、
- 動物性セラミド
- 疑似セラミド
- 植物性セラミド
- ヒト型セラミド
の4種類ありますが、この中で最も人間の肌への親和性が高く、少量でもバリア機能を改善する効果が高いとされているのが「ヒト型セラミド」です。
ヒト型セラミドは
セラミド1.セラミド2.セラミド3.セラミド5,セラミド6
セラミドEOP,セラミドNS,セラミドNP,セラミドAP
のように、数字or英字が末尾に書かれています。
洗顔は必要最低限
先述した通り、過剰な洗顔が肌荒れの要因になっています。
脂性肌:1日2回まで(2回とも洗顔料を付ける)
乾燥肌:1日1回もしくは2回(朝は水洗顔だけ推奨)
どの肌質でも、洗顔回数は1日最大2回までにしておきましょう。
毛穴パック、ピーリングはしない
乾燥肌や敏感肌の方は、毛穴パックやピーリングはやめておきましょう。肌への刺激が強すぎるので、肌荒れの原因になります。
そもそも、角栓は外部からの異物の侵入を防ぐためにあるので、角栓=悪ではありません。ケアを放置していると、黒ずみ毛穴の原因になることは確かですが、過剰な毛穴ケアは肌荒れを引き起こします。
毛穴ケアは後述する油脂クレンジングのみで大丈夫です。
ビタミンCの補給
ビタミンCは肌のコラーゲン生成の元になる栄養素なので、サプリを取るのなら最優先で摂取しておきましょう。
ビタミンCはサプリ以外にも「医薬品」があります。医薬品は長期連用するべきではないと先述しましたが、ビタミンCの医薬品については長期服用しても問題ないとされています。
油脂クレンジングをする
毛穴パックやピーリングの代わりに、油脂クレンジングをおすすめします。
油脂クレンジングはクレンジングの中でもかなり肌に対する影響がマイルドなクレンジング。クレンジングは肌の皮脂をごっそり取ってしまうので、乾燥肌や敏感肌だと肌に合うクレンジングがなかなかないのが問題でした。
油脂は皮脂の成分の一つなので、毛穴に詰まっている皮脂と馴染むことで、毛穴の汚れを合わせて綺麗にすることが可能になります(油と油は混ざる性質があるので)
油脂クレンジングの見極め方ですが、成分表示に
コメヌカ油
オリーブ油
マカデミアナッツオイル
などが前の方に書いていれば、油脂クレンジングです。
ただ、油脂クレンジングは市販であまり売っておらず、デパコスとかだとお高め。美容にお金をかけたくない方は、油脂オイルそのもの(馬油、ココナッツオイル、アルガンオイル、ライスブランオイルなど)も毛穴の皮脂と馴染んで汚れを掻き出すことができるので、代用しても大丈夫です。
ただし、油脂オイルだけで洗顔をすると、洗顔後に油分が顔に残りやすくなるので、必要に応じて洗顔料でダブル洗顔をしておきましょう。
洗顔料を付けるのは20秒まで
洗顔料やボディソープを付けるのは、最大で20秒までにしておきましょう。長く付ければ付けるほど、界面活性剤が肌に浸透していき、肌に必要な保湿成分が洗い流されてしまい、乾燥を悪化させる原因になります。
手で体を洗う
合わせて、体を洗う時は手で洗うことをお勧めします。敏感肌の人がタオルでゴシゴシすると、それが刺激となり肌が荒れやすくなります。
浄水シャワーを使う
日本の水道水には腐敗防止、殺菌のために塩素が含まれています。塩素は肌や髪の主成分であるケラチンというタンパク質を破壊する作用があるので、肌が弱い人は塩素を除去する浄水シャワーを使いましょう。
湯船に入れるお湯については、ビタミンCの錠剤を入れることで酸化還元反応により、浴槽内の塩素を除去することが可能です。
紫外線吸収剤の日焼け止めは使わない
老化の7割は紫外線による光老化と言われていますが、日焼け止めには紫外線を防ぐ成分が2種類あります。
・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤
紫外線吸収剤はSPF50などの日焼け止めによく入っていますが、肌の刺激が強いのがデメリット。SPFは1だと紫外線(UVB)から20分間守るとされているので、SPF50だと16時間半。
日焼け止めが発売されたのは1923年からで、当時は炎天下で仕事する人がほとんどでした。外で仕事をする人が多いからこそ、SPFの高い日焼け止めを使った方が良いと言われていました。
しかし、デススワークが主流の現代では、長時間紫外線の脅威にさらされることはないので、低刺激の紫外線散乱剤配合の日焼け止めを使った方が肌に対して優しいと言えるでしょう。